#pyconjp 2015 に参加してきました
10月9日から12日にかけて,PyCon JP 2015 が開催されました.私はそのうちカンファレンス (10日,11日) とスプリント (12日) に参加してきました.去年はスタッフとしての参加だったのですが,今年は PyLadies Tokyo の代表として,コミュニティメンバーも一緒にみんなでわいわいしてました.
個人としてはパネルディスカッションのパネラー兼ファシリテーターに挑戦してみたり,PyLadies Tokyo としてはコミュニティブース出したり,コミュニティメンバーである @nobolis さんが 「PyLadies Tokyo-初心者女性向け Python 体験ワークショップ開催の裏側」というタイトルで発表をしてくれたり,新 PyLadies 日本支部立ちあげのスプリントを行ったりと,去年以上に充実した3日間になりました (あと人生初のサイン会にも挑戦しました.
前置きが長くなってしまいましたが,それぞれについて振り返ってまとめたいと思います.
パネルディスカッション ~ いま求められるコミュニティの多様性と未来 ~
折角なのでパネルディスカッションの経緯からまとめたいなと.
初めてこの話を頂いたとき,内容やパネラーの選定は任せるので何か考えてみてということで悩みに悩みました. Possibilities of Python
のテーマからコミュニティの多様性について話すと面白いのではと思いたち,それぞれ違った特色のある4つの女性向けコミュニティ (PyLadies Tokyo, Java女子部, Django Girls, Rails Girls) でパネルディスカッションを行うことに決めました.この場を借りて,江森さん,横田さん,榎本さん,まだ内容もあやふやなうちから快くパネラーをお引き受けくださり本当にありがとうございました!
主観的な意見かもしれませんが,私の知る限り女性向けコミュニティには男性向けコミュニティとは違ったモチベーションを持った方が多く参加されています.例えば,自分の介護ロボットを作りたくてプログラミングを始めた還暦の方がいたり,プログラマーな旦那さんの仕事について理解したくてプログラミングを始めた方がいたり.行動力のある方だと海外からイベントのために日本に渡ってくることもあります.女性向けコミュニティは初心者女性の方にとっての心理的ハードルが低いらしいという背景はありながらも,私自身 PyLadies Tokyo のコミュニティを立ちあげてから,参加者の多様性には驚かされてきました.
このような事例を伝えた上で,いまコミュニティに求められていることは何か?というのを一緒に考えたいというのが本パネルディスカッションの趣旨です.
ディスカッション中でも様々な意見が出ていましたが,ここではスペースの都合上省略します.もし良ければ YouTube のリンクを貼っておいたので視聴してみて下さい.時間があったら「コミュニティは今後どうなっていくと思いますか?」「またはどうなって欲しいですか?どうなると面白いと思いますか?」といった話もパネラーの方にふろうと思っていたのですが,時間が足りませんでしたorz これらについては改めてどこかでお話し出来ればと思います.
ディスカッション中はどう話をつなげようか必死に考えていて,そうするとうまく言葉が出てこず,最後のまとめとかグダグダになってしまいました.反省点が多々あります.しかし,自分が思っていたよりも多くの方が好意的な反応を示して頂けたようで嬉しいです!( Togetter 情報
参加して頂いた皆様ありがとうございました!
感想とか,感想とか,感想とか伺いたいです!!質問もお待ちしています!!!
以下は発表の様子とスライドです.
PyLadies Tokyo-初心者女性向けPython体験ワークショップ開催の裏側
スタッフの一人である @nobolis さんが,PyLadies Tokyo の1年間の活動と Girls Tech Fes のワークショップについて発表してくれました.改めて振り返ってみると1年間結構色んな活動したなという感じで,感慨深く発表聞いてました.
Girls Tech Fes のワークショップに関しては,全然メンバーがいないうちから見切り発車で参加を決めたため,手伝って頂いた皆様には感謝してもしきれません.1時間に満たない時間で初心者にプログラミングの面白さを伝えるのって結構難しいなというのが私の感想です.あと準備とか後手後手でプログラムの完成度は低めになっています.心優しい皆様の Issue 起票とか PR とか切に切にお待ちしています!(PyLadies Tokyo の Slack で Github から通知くるの正座して待ってます.
以下は発表の様子とスライドです.
コミュニティブース
カンファレンス初日に PyLadies Tokyo のコミュニティブースを出しました.そこで PyLadies Seoul 代表の方に1年ぶりに再会したり,PyCon APAC 2015 でお知り合いになった方に PyLadies Taiwan の方をご紹介頂いたり,PyLadies Poland でメンターされてる方とお話したり,かなり国際色豊かな交流を行いました.
PyLadies で活動しているとどこの国の PyCon に行っても PyLadies メンバーでわいわい出来るのでおすすめです. 来年の PyCon APAC 2015 では PyLadies APAC のメンバーで一緒にイベント企画しようと色々準備してたりするので,今後の発表を楽しみにお待ち下さい!
スプリント
PyLadies Tokyo として,新 PyLadies 日本支部立ちあげ支援のスプリントを行いました.記念すべき日本2つ目の PyLadies 日本支部は京都に誕生しました. これから活動を続けていくためにやることはまだまだ一杯ありますが,とにかく支部を立ちあげたいですと言って頂けたのが嬉しかったです!
スプリント中には,PyLadies 全体の co-organizer をつとめる Esther さんが現地時間深夜にも関わらずリアルタイムで立ちあげを手伝ってくれました.PR 投げてからレビュー,本番反映まで1分もかからなかった気がします笑.私が PyLadies Tokyo の立ちあげを行ったときは右も左も分からずくじけそうな感じだったので,立ちあげのお手伝いできて良かったです!
PyLadies Kyoto の活動に参加して頂ける方や,スタッフとして活動を手伝って頂ける方はぜひ kyoto [at] pyladies.com までご連絡ください.また,私も新 PyLadies 日本支部立ち上げたいというガッツある女性の方からのお声がけもお待ちしています.
まとめ
見て面白かったセッションについてもまとめようかと思ったのですが力尽きました.
昨年 PyCon JP で PyLadies Tokyo のお披露目をしたときは全然女性がいなくて途方にくれたりしたのですが,今年は PyLadies Tokyo コミュニティ参加者で PyCon JP に参加して,PyCon JP は女性参加者多いんですね〜なんて言われたりしたのが凄く嬉しかったです!
あと毎日の2次会やら何やらに付き合って頂いた皆様,ありがとうございました!
・・・来年も企画するのでお楽しみに (ΦωΦ)
最後に,PyCon JP 2015 の運営に携わったスタッフの皆様,本当にお疲れ様でした!
全力で楽しませて頂きました.また来年も色々な形で参加したいなと思っていますのでよろしくお願いします.